転職理由に多いのは?
看護師の転職理由として最も多いのは、人間関係です。((参考サイト→http://kangoshi-tenshokuriyu.com))
看護師の世界は、経験年数がかなり長い人から、新人として働いている人までいろんな人がいます。また、働いている場所での年数にも大きな違いがあります。そして、そのほとんどが、女性のみで構成される職場です。女性特有の愚痴を陰で言われたり、仕事をおしつけられたりするなど、モチベーションを下げられる状況に陥ることがあります。そういったときに、転職して環境を変えて働きたいと考える人は多くいるようです。
また、多くの理由の1つに、給与が少ないというものがあります。給与それ自体でみれば、看護師の収入は、一般的な平均給与額よりも少し多めにはなります。ですが、看護師は2交代、もしくは3交代での勤務にあたり、とても不規則な生活を強いられます。また、残業しているのに残業代が出ない、少ないという現状に悩まされている人も少なくありません。そのため、給与に不満をもって新しい職場を探す人がいるのです。
次に理由として多いのは、休暇がとりづらいという点です。看護師不足の医療機関が多く、1人が休むと他のスタッフの仕事量が増えてしまうということを気にして休みづらくなるということがあります。産休ですらも、他のスタッフとの都合をつけてからとらなければならないなど、女性ばかりの職場であるにもかかわらず、取りづらい、言い出しづらいというのが現状です。その為、人員的に充足している場所や勤務時間や出勤日数が少ない職場へと転職する看護師も少なくありません。